4スタンス理論で選ぶゴルフシャフト!タイプ別の相性と診断法

4スタンス理論で選ぶゴルフシャフト!タイプ別の相性と診断法

Golf Logic Lab.(ゴルロジ)運営者の「らすと」です。

みなさん、ゴルフの調子はいかがですか。練習を頑張っているけれど、どうしてもミスが減らない、あるいは高いカスタムシャフトを買ってみたけれど自分には合っていない気がする、そんな風に悩んでいる方は多いかなと思います。

練習してもミスが減らず自分に合うシャフトが見つからないゴルファーの悩み

実は、ゴルフのスイングや道具選びにおいて、自分の身体が本来持っている特性を知ることは、上達への一番の近道なんです。

今回は、人間の重心位置によって4つのタイプに分類する4 スタンス 理論 ゴルフ シャフトの選び方について、詳しくお話ししていこうかなと思っています。

診断方法や、つま先、かかと、内側、外側の重心による違い、あるいは具体的なシャフトスペックの適合について網羅していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

  • 自分自身の4スタンスタイプを判別するための簡易診断方法
  • A1・A2・B1・B2それぞれのタイプに合うシャフトの物理的特性
  • スイングの癖やリズムに合わせた最適なキックポイントの選び方
  • ミスを減らして飛距離を最大化するためのトータルセッティングのコツ
目次

4スタンス理論とゴルフシャフトの相性を解明

ゴルフにおいて「道具に身体を合わせる」のではなく「身体の特性に道具を合わせる」という考え方はすごく大切です。

身体の特性という鍵に合うシャフトという鍵穴を見つけることがゴルフ上達の近道であるという概念図

まずは、4スタンス理論の基本と、なぜそれがシャフト選びに直結するのかを、物理的な観点も含めて見ていきましょう。

つま先やかかと重心で分かる自分のタイプ診断

4スタンス理論では、人は生まれつき「つま先(Aタイプ)」か「かかと(Bタイプ)」、そして「内側(1タイプ)」か「外側(2タイプ)」のどこに重心を置くと体がスムーズに動くかが決まっているとされています。

これがA1、A2、B1、B2という4つのタイプ分けですね。

4スタンス理論におけるA1・A2・B1・B2の4つの重心タイプ分類表

自分で簡単にチェックする方法としては、例えば「つり革を指先で持つか、手のひら全体で持つか」というのがあります。指先ならAタイプ、手のひらならBタイプといった具合です。

また、椅子から立ち上がる時に膝を内側に絞るようにすると立ちやすいなら1タイプ、外側に開く方が楽なら2タイプという目安もあります。

つり革の持ち方と椅子からの立ち上がり方による4スタンスタイプの簡易診断チェック項目

より詳細な判定基準については、提唱者である廣戸聡一氏の公式サイトなどで正確な情報を確認することをおすすめします。

(出典:一般社団法人レッシュ・プロジェクト公式ホームページ

重心位置とスイングの相関関係

この重心位置の違いは、単に立ち方の問題だけではありません。スイング中の「力の出し方」や「関節の可動域」に直結するんです。

例えば、つま先重心のAタイプは身体を伸びやかに使って打つのが得意ですし、かかと重心のBタイプは身体を沈み込ませるパワーを活かすのが上手だったりします。

この違いが、シャフトにかかる負荷(しなり方)に大きな差を生むわけですね。

自分のタイプを知るためのポイント

  • Aタイプ:つま先重心。指先側の感覚が鋭く、縦の動きが得意
  • Bタイプ:かかと重心。手のひら側の感覚が鋭く、沈み込む動きが得意
  • 1タイプ:内側重心。膝や肘を内側に絞る(内旋)動きがスムーズ
  • 2タイプ:外側重心。膝や肘を外側に開く(外旋)動きがスムーズ

A1タイプに最適な元調子のシャフトと特徴

A1タイプの方は、つま先・内側重心で、身体を対角線上に使って鋭く動く「クロスタイプ」と呼ばれます。スイングの特徴としては「縦振り」になりやすく、切り返しでグッとタメを作るのが得意な方が多い印象です。

そんなA1タイプには、手元側がしなる「元調子」のシャフトが相性抜群かなと思います。

なぜA1に元調子が合うのか?

A1タイプのスイングは、切り返しが非常にクイックです。この鋭い動きに対して、手元がしなってくれる元調子シャフトは、トップで一瞬の「間」を自動的に作ってくれます。

これにより、打ち急ぎを防いでタイミングを完璧に同期させることができるんです。また、先端剛性が高いモデルが多いのも元調子の特徴で、A1特有の鋭角な入射角でもヘッドが負けずに安定してくれます。

A1タイプに合う元調子とA2タイプに合う中調子のシャフト特性と推奨理由の解説

リズム重視のA2タイプに合う中調子の選び方

つま先・外側重心のA2タイプは、身体の同じ側を平行に使うイメージで、淀みなくスムーズに動く「パラレルタイプ」です。スイング自体が非常に綺麗で、一定のリズムを崩さずに振るのが特徴ですね。

このタイプには、極端なしなりの癖がない「中調子」のシャフトがしっくりくることが多いです。

全体しなりがもたらす安定感

A2の方は特定のポイントに負荷を集中させるよりも、シャフト全体が弓なりにしなって戻ってくるような挙動を好みます。

中調子のシャフトは、入力した力に対して素直に反応してくれるので、リズムを大切にするA2タイプの良さを最大限に引き出してくれます。

変に先端が走りすぎたり、手元が緩すぎたりすると、せっかくの綺麗なスイングプレーンが乱れてしまうこともあるので注意が必要ですね。

B1タイプの強い叩きを支える剛性と重量の関係

かかと・内側重心のB1タイプは、身体をギュッと縮めるような動作でパワーを出す「インパクト重視」のタイプです。

左右の股関節を入れ替えるような直線的な動きが特徴で、ボールを「潰す」感覚が強いハードヒッターに多いですね。このタイプには、「元調子から中元調子」で、かつ先端が非常に硬いシャフトが合います。

「棒」のようなしっかり感が必要

B1の方は深いタメからインパクト一点にエネルギーを爆発させます。この際、先端が柔らかいシャフトだとヘッドが暴れてしまい、致命的なチーピン(フック)を招くことがあります。

そのため、トルクを絞った低ねじれ・高剛性なスペックを選ぶのが正解かなと思います。「少しオーバースペックかな?」と感じるくらいのしっかりしたシャフトの方が、B1のパワーを受け止めてくれますよ。

B1タイプに合う元から中元調子とB2タイプに合う先から先中調子のシャフト特性解説

先調子で飛ばすB2タイプの加速とつかまり

かかと・外側重心のB2タイプは、大きなスイングアークでゆったりと、遠心力をフル活用して飛ばす「クロスタイプ」です。身体を大きく拡張させて使うのが得意で、ゆったりとしたリズムからダイナミックに飛ばす方が多いですね。

このB2タイプには、ヘッドが走りやすくボールを捕まえてくれる「先調子」や「先中調子」が理論的にマッチします。

遠心力を加速に変える先走り

B2の方はスイングアークが大きいため、どうしても物理的にヘッドが遅れて入りやすい(振り遅れやすい)傾向があります。

そこで、インパクトゾーンで先端がピュッと自動的にしなり戻ってくれる先調子シャフトを使うことで、ヘッドスピードを補いながら、しっかりとフェースを返してボールを捕まえられるんです。

重すぎるシャフトよりも、少し軽めでしなりを感じやすいものを選ぶと、フィニッシュまで一気に振り抜けるはずですよ。

4スタンス理論でのゴルフシャフト選びと実践術

自分のタイプが分かったら、次は具体的にどんなモデルが候補に上がるのか、そして細かいセッティングをどう調整すべきかについて考えてみましょう。

道具のちょっとした違いで、コースでの結果は劇的に変わるかもしれません。

ドライバーやアイアンのテンセイ等の適合モデル

最近のカスタムシャフトには色々なモデルがありますが、4スタンスの視点で分類すると選びやすくなります。

例えば、A1やB1のように手元のしなりと先端の強さを求めるなら「三菱ケミカルのTENSEI Pro White 1K」や「FujikuraのVentus Black」などが鉄板の選択肢ですね。

これらは叩きにいっても左に行かない安心感があります。

タイプ推奨調子具体的な適合シャフト例
A1元調子TENSEI Pro White 1K / Tour AD XC
A2中調子Diamana TB / Tour AD UB
B1元〜中元調子Ventus Black / Diamana PD
B2先〜先中調子SPEEDER NX GREEN / ATTAS KING
A1・A2・B1・B2タイプ別の具体的な推奨ゴルフシャフトモデル(TENSEI、Ventus、SPEEDER等)の対応表

アイアンについても同様です。

ミスを減らすためのトルクとグリップの調整法

シャフトの調子だけでなく、トルク(ねじれ)やグリップの太さも4スタンス的には非常に重要です。

ここを疎かにすると、せっかくのタイプ別選定が台無しになってしまうこともあるんです。まずはグリップから見直してみるのも一つの手ですよ。

グリップの太さと重心の関係

Aタイプの方は指先の感覚を大事にするので、グリップは細め(M60やM62)の方が指の関節にしっかりかかって操作しやすくなります。

逆にBタイプの方は手のひら全体で包み込むように握るため、少し太めのグリップ(M58やミッドサイズ)の方が余計な握力を使わずに済み、ボディターンを活かせるようになります。

トルクが生む「あそび」の必要性

4スタンスタイプ別の推奨グリップ太さとトルクの選び方(Aタイプは細め・Bタイプは太め)

トルクについても、指先で繊細な操作をしたいAタイプは「低トルク」を好む傾向にあります。

一方で、ゆったり大きく振りたいB2タイプなどは「適度なトルク(3.5度以上)」がある方が、スイング中のわずかなズレをシャフトが吸収してくれるので、結果として飛距離も方向性も安定しやすくなるかなと思います。

ダイナミックゴールドやモーダスのタイプ別分析

スチールシャフトについても深掘りしてみましょう。アイアンの重量級定番といえば「ダイナミックゴールド」ですが、これは典型的な元調子。手元側の粘り感が強いので、A1やB1タイプの方に絶大な支持を受けています。

一方で、日本シャフトの「N.S.PRO MODUS3」シリーズは、モデル選びでタイプ分けが可能です。

MODUS3の選び方ガイド

例えば、MODUS3 TOUR 105は非常に軽快でシャープな戻りをするので、操作性を重視するAタイプ全般に好まれます。

逆にTOUR 120は、中間部分がしなってタイミングが取りやすい「粘り系」なので、リズム重視のA2や、タメを維持したいBタイプの方に馴染みやすいと言われています。

自分が「パチンと叩く」のか「グーッと運ぶ」のか、その感覚を大切に選んでみてください。

スライスやチーピンを防ぐキックポイントの知識

「練習ではいいのにコースに行くと曲がる」という悩み、実はシャフトのキックポイントが原因かもしれません。

自分のタイプに合わないシャフトを使っていると、無意識のうちに身体がタイミングを補正しようとして、本来の動きを妨げてしまうからです。

不適合が招く逆効果

例えばB2タイプ(先調子向き)の人が、憧れのプロが使っているからとハードな元調子シャフトを使うと、ヘッドが戻りきらずに右へのプッシュスライスが出やすくなります。

それを無理やり捕まえようとすると、今度は極端なチーピン(フック)が発生する。こうした「ミスの連鎖」は、自分のタイプに合ったキックポイントに変更するだけで、スイングを直さずとも解消されることがよくあります。

注意点

スペックや数値はあくまで指標の一つです。

ヘッド重量やバランス(D2など)との兼ね合いで感じ方は変わります。高価な買い物ですので、最終的な判断は信頼できるショップでのフィッティングをおすすめします。

悩みの認識から自己診断、最適なシャフト特性の理解を経てフィッティングへ進む完全ロードマップ

4スタンス理論でのゴルフシャフト選びのまとめ

さて、ここまで4スタンス理論に基づいたシャフト選びの核心部分を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

自分の身体の仕組みに合った道具を使うということは、単に飛距離を伸ばすだけでなく、長く楽しくゴルフを続けるための「身体のケア」にも繋がるかなと私は思っています。

タイプ別まとめ

  • A1:鋭い切り返しを元調子の「間」で制御する
  • A2:スムーズな連動性を中調子の「素直さ」で活かす
  • B1:強烈なインパクトを中元調子の「剛性」で支える
  • B2:大きなスイングアークを先調子の「加速」で補う

この記事が、皆さんの4 スタンス 理論 ゴルフ シャフト選びの指針となり、スコアアップの一助になれば幸いです。

ゴルフは本当に奥が深いですが、自分だけの「正解」が見つかった時の喜びは格別ですよね。正確な診断やカスタムのご相談は、ぜひプロのフィッターさんにも確認してみてください。

皆さんのゴルフライフがより充実したものになるよう、心から応援しています!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!

4スタンス理論に基づいた道具選びで飛距離アップと身体のケアを両立しゴルフを楽しむメッセージ
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