Golf Logic Lab.(ゴルロジ)運営者の「らすと」です。
ゴルフを始めたばかりの頃って、技術的なことよりも、周りに迷惑をかけてしまわないかが一番心配になりますよね。
特に、ゴルフで迷惑をかけないスコアは具体的にどれくらいなのか、平均的な数値や100切りの必要性について悩んでいる初心者の方も多いはずです。
実は、ゴルフというスポーツにおいて、スコアそのものが直接的な迷惑になることはほとんどありません。本当の迷惑とはスコアが悪いことではなく、それに伴って発生するプレーの遅延なんです。
この記事では、周囲のリズムを崩さないための現実的な数値目標や、初心者が知っておくべき振る舞いについて詳しくお話しします。
最後まで読めば、余計な不安を解消して、自信を持ってコースに立つためのヒントが見つかるかなと思います。

- 初心者が周囲に受け入れられるための現実的なスコア基準
- スコアが悪くても「早い」と思われるための具体的な行動プロトコル
- コンペや接待で評価を下げないためのビジネスマナーと準備
- スロープレーを防止しつつ楽しく回るためのメンタル管理術
ゴルフで迷惑をかけないスコアの目安と初心者の目標

初めてのラウンドを控えている方や、まだコースに慣れていない方にとって、「何打くらいで回れば怒られないのか」という問いは切実ですよね。
結論から言うと、ゴルフで迷惑をかけないスコアに厳密な正解はありませんが、時間管理の観点から導き出される「安全圏」は存在します。
ここでは、同伴者がストレスを感じないための具体的なスコア目標について深掘りしていきましょう。
初心者が意識すべき平均スコアの現実的なライン
一般的に、男性初心者の平均スコアは120〜150、女性初心者は130〜160程度に分布しています。
この数字を見て「自分はもっと叩いてしまうかも」と不安になるかもしれませんが、安心してください。ゴルフコミュニティにおいて、130前後のスコアは「初心者なら当たり前」の範囲内として広く受容されています。
なぜ「130」が一つの基準になるのか
ゴルフ場の運営は、ハーフ(9ホール)を約2時間15分で回ることを前提に組まれています。スコアが130前後であれば、1ホールあたり約7打で進んでいる計算になります。
このペースであれば、無駄な動きさえなければ十分に2時間15分以内に収めることが可能です。ゴルフで迷惑をかけないスコアの防衛ラインとして、まずは130前後を目標にするのが一番安心かなと思います。
もしこれを超える場合でも、移動を速くするなどの「姿勢」を見せることで、周囲の不満は解消されますよ。
最近のゴルフ場はGPSナビを導入しているカートが多く、前の組との距離がリアルタイムで分かります。スコアよりも「前の組と離れていないか」をチェックする方が、周囲への配慮としては重要ですね。
100切りではなく120から130を目指す理由

メディアやレッスン動画では「100切り」が大きな目標として掲げられがちですが、初心者がいきなりここを目指すのは少し危険です。
100を切る実力(90台)は、全ゴルファーの上位層に位置するものであり、高いハードルが逆にプレッシャーとなってプレーを遅らせる原因になりかねません。
トリプルボギーペースの心の余裕
全てのホールをトリプルボギー(パー4なら7打、パー3なら6打)で上がることができれば、最終的なスコアは「126」になります。これを目指すゴルフは、実はとても戦略的でスマートです。
「全ホール3オーバーでOK」と開き直ることで、一打に対する過度な執着がなくなり、結果的にプレーのリズムが良くなります。このリズムこそが、同伴者にとって最も心地よい「迷惑をかけないプレー」の本質なんです。
ダブルパーカットを取り入れた円滑な進行のコツ
進行が明らかに遅れている場合や、一つのホールで大叩きしてしまった際に有効なのが「ダブルパーカット」です。これは、そのホールの規定打数の2倍を打った時点でプレーを終了し、ボールを拾い上げるルールのことです。
| パー(規定打数) | ダブルパーの打数 | ギブアップを検討する状況 |
|---|---|---|
| 3(ショート) | 6打 | グリーン上で何度もパットを外した時 |
| 4(ミドル) | 8打 | ティーショットからトラブルが続いた時 |
| 5(ロング) | 10打 | バンカーから出ずに時間が経過した時 |

この「潔いギブアップ」ができるかどうかは、初心者としての品格が問われるポイントです。150を超えるようなスコアを叩いてしまう場合、この切り替えができていないことがスロープレーの主因になっていることが多いです。
周囲の進行状況を察知し、「すみません、ここはギブアップして次に行きます!」と明るく宣言できるゴルファーは、上級者からも非常に好感を持たれますよ。
打ちっぱなしで実践したい進行力を高める練習法
コースで迷惑をかけないためには、練習場での取り組み方も少し変えてみるのがおすすめです。
ドライバーで250ヤード飛ばす練習よりも、実戦で「確実に前に進める」練習の方が、進行をスムーズにする上では遥かに役立ちます。
7番アイアンの「絶対的信頼」を作る
初心者にとっての救世主は、何と言っても7番アイアンです。練習場では、フルスイングだけでなく「ハーフショット(腰から腰の振り幅)」で、100ヤードから120ヤードを確実に真っ直ぐ飛ばす練習を徹底しましょう。
トラブルショットの後や、距離が微妙なときに「確実に前に運べるクラブ」があるだけで、コース内での移動距離と時間が激減します。これが、結果としてスロープレー防止の特効薬になるんです。
企業コンペで失礼にならないための事前準備と技術
ビジネスの場としてのゴルフでは、スコア以前に「社会人としてのマナー」が厳しくチェックされます。特にコンペや接待では、あなたの振る舞い一つが会社の評価に直結することもありますよね。
ゴルフにおける最大の失礼は「遅刻」です。スタート時間の1時間前到着は最低ライン。チェックイン、着替え、練習、挨拶を余裕を持って済ませることで、仕事ができる人という印象を与えることができます。
また、ビジネスゴルフで欠かせないのがカートの座席順です。基本的には運転席(またはリモコン操作がしやすい場所)が「下座」となります。
初心者が運転席に座り、「進行管理は私が引き受けます」という姿勢を見せることは、スコアで貢献できない分、ホスピタリティで貢献するという非常に有効な戦略になります。

ゴルフで迷惑をかけないスコア以上に大切なマナー
ゴルフは「審判がいないスポーツ」と言われるように、プレイヤー一人ひとりの誠実さと他者への配慮が何よりも重視されます。
たとえスコアが150だったとしても、マナーと進行速度が完璧であれば、あなたは「素晴らしいゴルファー」として称賛されるでしょう。ここからは、具体的な行動プロトコルについて詳しく解説します。
スロープレーを避けるプレーファストの基本動作

ゴルフ界の金言に「Play Fast(プレーファスト)」という言葉があります。これは単に「急げ」という意味ではなく、「無駄な時間を省こう」というメッセージです。
「歩くスピード」で誠意を見せる
初心者が打数を多く要するのは物理的に仕方のないことです。その分、移動時間でマイナスを相殺しましょう。「ショットを打つまでは早歩き、打ったら小走り」。
これだけで、後続組からの印象は劇的に良くなります。特に前の組との間隔が開いてしまったときは、息が少し上がる程度の小走りを見せることが大切です。
その姿勢を見た周囲は「頑張っているな」と温かい目で見てくれるようになり、心理的なプレッシャーも軽減されます。
クラブを複数本持ち歩く移動時間の短縮テクニック
初心者の方にありがちなのが、ボールの地点に行ってから距離を確認し、それからカートに戻ってクラブを選び直すという行動です。これはスロープレーの温床となります。
カートを降りる際は、常に3本以上のクラブ(例:7番アイアン、ウェッジ2種、さらにパター)を持ってボールへ向かいましょう。どんなライ(地面の状態)でも対応できる準備をしておくことが、無駄な往復をなくす最大のコツです。
また、自分のボールに向かって歩きながら「次はどのクラブで、どこを狙うか」を決めておく「思考の同時並行」も意識してみてくださいね。
ボール探しを3分以内で切り上げる潔い判断ルール
2019年のルール改正により、ボールを探せる時間は以前の5分から「3分間」に短縮されました(出典:日本ゴルフ協会(JGA)『ゴルフ規則』)。
しかし、後続が詰まっている状況の初心者であれば、1分探して見つからなければ「ロストボール」として潔く予備の球でプレーを再開するのが賢明です。
林の中や深いラフに打ち込んだ際、同伴者全員を巻き込んで3分フルに探させるのは、組全体の進行を致命的に遅らせてしまいます。
常に予備のボールをポケットに忍ばせ、すぐに見切りをつける「判断の速さ」こそが、迷惑をかけないための重要スキルです。

グリーン上での振る舞いとホールアウト後の作法
グリーン周辺は、18ホールの中で最も後続の組の視線が集まる場所です。ここでの行動が、あなたの評価を決定づけると言っても過言ではありません。
迅速な撤収がマナーの極意
ホールアウト(最後のパットを入れる)した瞬間に、あなたのミッションは「一刻も早くグリーンを去る」ことに切り替わります。
パターを持ったまま速やかにカートへ移動し、スコアの記入やクラブの収納は、次のホールのティーグラウンドに到着してから行いましょう。
また、アプローチで使ったウェッジは、次のホールへ向かう出口付近のグリーン上に置いておくと、回収がスムーズになり、忘れ物防止にもなりますよ。
ゴルフ場の服装規定を遵守した清潔感のある装い
「どんな服を着ればいいのか」も初心者が悩むポイントですが、これは「相手への敬意」の表れです。高級ブランドで固める必要はなく、大切なのは「清潔感」と「規定の遵守」です。
| アイテム | マナーとしての基準 | よくあるNG例 |
|---|---|---|
| トップス | 襟付きのシャツ(ポロシャツなど) | Tシャツ、タンクトップ |
| ボトムス | スラックス、チノパン(裾入れ必須) | ジーンズ、ジャージ、短すぎる短パン |
| シューズ | ゴルフ専用シューズ | スニーカー、サンダル、革靴 |
最近では、ユニクロの感動パンツやドライポロシャツなどが機能性・見た目ともに優秀で、多くのゴルファーに支持されています。
ただし、ゴルフ場によっては「ジャケット着用」が必須のところもあるので、事前に公式サイトをチェックする習慣をつけましょう。
不適切な服装で同伴者に恥をかかせることは、スコアが悪いことよりも大きな「迷惑」になり得ますからね。
ゴルフで迷惑をかけないスコアと誠実な態度のまとめ

いかがでしたでしょうか。この記事のテーマである「ゴルフ 迷惑 かけない スコア」への答えは、数値としての120〜130を目指しつつ、それ以上に「プレーファスト(迅速な進行)」と「他者への敬意」を形にすることだと言えます。
ミスをした時に過度に謝り続けるよりも、待ってくれた同伴者に「お待たせしました!ありがとうございます!」と元気に感謝を伝える方が、場は遥かに明るくなります。
ゴルフはミスを楽しむスポーツでもあります。自分の技術不足を卑下するのではなく、それを補うためのマナーと行動力を磨いていきましょう。
「あいつはスコアはまだまだだけど、一緒に回ると気持ちがいいし進行もスムーズだ」そう言われるようになったら、あなたはもう立派なゴルファーの仲間入りです。
この記事を読み終えたあなたが、晴れやかな気持ちで次のラウンドに臨めることを願っています!

※本記事の内容は一般的なマナーに基づいた目安です。
コンペ独自のルールや、ゴルフ場ごとのローカルルールが優先される場合があります。正確な情報は各ゴルフ場の公式サイトやマスター室にてご確認くださいね。
