4スタンス理論のゴルフB1タイプに合うシャフト選びのコツ

4スタンス理論のゴルフB1タイプに合うシャフト選びのコツ

Golf Logic Lab.(ゴルロジ)運営者の「らすと」です。

ゴルフのスイング理論って本当にたくさんありますが、中でも4スタンス理論は自分の体のタイプを知る上で欠かせないものですよね。

特にB1タイプの方は、世間一般で言われる基本がしっくりこなくて、ドライバーのスライスが止まらなかったり、自分に合うシャフトの硬さや挙動がわからず悩んでいることが多いのではないでしょうか。

4スタンス理論のゴルフB1タイプにおけるシャフト選びは、単なるスペックの問題ではなく、自分の重心特性をいかに活かすかが鍵になります。

この記事では、私が調べたり試したりした経験をもとに、B1タイプの皆さんが迷わずギアを選び、理想のスイングを手に入れるためのヒントをまとめてみました。

  • 4スタンス理論のB1タイプが持つ独自の重心特性とスイングの仕組み
  • 1軸回転スイングを最大限に活かすための最適なシャフト挙動
  • スライスやミスショットを劇的に減らすための具体的な練習方法
  • プロのセッティングを参考に自分にぴったりのギアを見つける方法
4スタンス理論B1タイプのスイングの悩み(スライス、シャフト挙動)と、シャフト1本で解決するガイドのまとめ画像
目次

4スタンス理論のゴルフB1タイプに合うシャフト選び

ゴルフショップに行くと、話題の新作シャフトがずらっと並んでいてワクワクしますよね。

でも、B1タイプの人が「流行っているから」という理由だけで選ぶと、実は大失敗してしまう可能性があるんです。まずは自分の体の個性を理解して、どんなシャフトがその動きをサポートしてくれるのかを見ていきましょう。

B1タイプ特有 of 重心位置とスイングの特徴

4スタンス理論において、B1タイプは「かかと重心(B)」かつ「内側重心(1)」という特性を持っています。

この組み合わせが意味するのは、身体の軸を左右に大きく揺さぶるのではなく、その場でくるっと回るような「1軸回転」の動きが最も自然だということです。

重心バランスと「1軸回転」のメカニズム

B1タイプの重心がかかとの内側にあり、背骨を中心にコマのように回転する様子を解説した図

B1タイプは足裏の内側ライン(土踏まず付近)に軸を感じ、かかと側に重心を置くことで骨格が安定します。このため、スイング中は「背骨」を中心としたコマのような回転運動が得意になります。

また、B1は「パラレルタイプ」に分類され、同側の肩と股関節が連動して動くのが特徴です。右サイドを引けば左サイドが前に出る、という直線的な入れ替え動作が、スムーズなスイングを生む鍵となります。

B1タイプの主な身体的特徴:

  • かかとの内側に重心を感じるのが自然
  • 1軸で回転するパラレル(並進)運動が得意
  • 手首(リストワーク)を積極的に使う傾向がある
  • フィニッシュは背筋が伸びた一直線の「I字型」になりやすい

ドライバーの飛距離を最大化する1軸回転のコツ

B1タイプがドライバーで飛ばしたいなら、横の動き(スウェイ)を極限まで抑えることが大切かなと思います。

よく「右にしっかり体重を乗せて」と言われますが、B1の場合は右足かかとの上でその場で回る感覚の方が、パワーが溜まりやすいんです。

B1タイプ特有の鋭角なV字軌道と、右足かかとの上で回転してパワーを生み出す仕組みの解説図

スウェイを防ぎ回転速度を上げるポイント

ダウンスイングでは左腰を背中側へ引くようなイメージを持つことで、回転スピードが一気に上がります。B1タイプは「押し込む」よりも「鋭く弾く」インパクトの方が効率よくエネルギーを伝えられます。

切り返しのタイミングが速いため、シャフトには「プレーヤーの意図をダイレクトに伝える反応の良さ」が求められます。体重移動を意識しすぎて軸が右に流れると、せっかくの回転力が逃げてしまうので注意しましょう。

アイアンの安定感を高めるおすすめのシャフト

アイアンショットの安定性に悩んでいるなら、シャフトの「手元側の硬さ」に注目してみてください。

B1タイプはスイングのテンポが速くなりやすく、切り返しもシャープな傾向があります。そのため、手元側が柔らかすぎるシャフトだと、ヘッドが遅れて戻ってこない感覚(振り遅れ)になりやすいんです。

B1タイプの速いスイングテンポに対応するため、手元側の硬さが振り遅れを防ぎ理想のインパクトを作る仕組み

手元剛性と入射角の関係

B1タイプは軌道が「V字」になりやすく、比較的鋭角にクラブが入るため、インパクトでロフトが立ちやすい傾向があります。

そのため、手元側がしっかりしていて、先端が適度にしなり戻ってくれるシャフトが安定感を生みます。

例えば、スチールシャフトであれば「ダイナミックゴールド」のように手元が重厚なモデルや、先端に弾き感のあるモデルが選択肢に入ります。

シャフトタイプB1タイプへのメリット主な該当モデル
手元高剛性系速い切り返しでも振り遅れず、ミート率が安定するTENSEI Pro White / Pro Red 1Kなど
全体高剛性系強いリストワークを活かしても挙動がブレないVENTUS BLACK / Project Xなど
先端走り系鋭角な入射角を補い、ボールを適度に拾い上げるATTAS KING / Speeder NX系など
B1タイプに合う手元高剛性系、全体高剛性系、先端走り系の3つのシャフト系統と代表モデルの比較グラフ

青木功プロに学ぶリストワークとベタ足の効果

B1タイプのレジェンドといえば、なんといっても青木功プロですよね。

あの独特な「ベタ足」スイングは、まさにかかと重心の極致と言えます。青木プロのスイングをよく見ると、足の裏が地面に吸い付いたまま、手首を非常に柔らかく使ってボールを叩いています。

これはB1タイプにとって非常に理にかなった動きなんです。

伝統的な「ベタ足」がB1に最適な理由

ベタ足で打つことで、1軸の回転軸が揺らがず、正確なインパクトが可能になります。B1タイプはインパクトでリストを積極的に使うことで、フェースをターンさせ、ボールを捕まえるのが得意です。

「体全体で運ぶ」というよりは「手首のキレで叩く」感覚を持つことで、B1特有のキレのあるショットが生まれます。

最近の主流派レッスンで手首を固定しろと言われて悩んでいる方は、一度青木プロのような自由なリストワークを試してみる価値がありますよ。

マキロイのような強烈な切り返しを支える技術

レジェンド青木功プロのベタ足とリストワーク、現代の王者マキロイの高速回転を支えるシャフト選びの解説スライド

現代のプロで言えば、ローリー・マキロイもB1タイプだと言われています。

彼の爆発的な飛距離を支えているのは、切り返しでの強烈なヒップローテーション。左腰を背中側に一気に引き込む動きは、まさにパラレルタイプの動きを高速化したものです。

高速回転に負けないシャフト剛性

マキロイのような高速スイングに耐えるには、シャフトの「暴れなさ」が非常に重要になります。

彼は先端が極めて硬いシャフト(ベンタスブラックなど)を愛用していますが、これは自身の強烈な回転力に対して、シャフトが勝手に動きすぎてフェース面がブレるのを防ぐためです。

パワーがあるB1タイプなら、マキロイのように「仕事をしすぎないソリッドなシャフト」を選ぶことで、左へのミスを消して全力で振り切れるようになります。

4スタンス理論のゴルフB1タイプに適したシャフト

さて、ここからはさらに具体的な悩みに対する解決策や、具体的なシャフト選びの基準について深掘りしていきましょう。

特にB1タイプが陥りやすいミスとその対策を知れば、ギア選びの失敗はグッと減るはずです。

スライスを克服するための右膝の使い方と矯正

「4スタンス理論のB1タイプなのにスライスが止まらない…」という場合、その原因は右膝の過度な固定にあるかもしれません。

一般的なレッスンで「右膝を正面に向けたまま耐えろ」と言われがちですが、B1タイプがこれを守りすぎると、股関節がロックされて骨盤が回らなくなってしまいます。

右膝解放ドリルでインサイド軌道へ

右膝を固定しすぎることで起こるカット軌道と、右膝を自由に動かすことで生まれるインサイド軌道の比較イラスト

B1タイプはテークバックで右膝を少し伸ばしたり、後ろに引いたりすることで骨盤が深く旋回します。

膝にゆとりを持たせることで「懐(ふところ)」が広くなり、ダウンスイングでクラブを内側から下ろすスペースが生まれます。「右膝を止める」のではなく「右膝を自由に動かす」ことが、B1のスライス矯正の近道です。

スライスに悩むB1タイプの注意点: B1タイプは構造上、アドレスで無意識に右を向きやすい(クローズ気味)傾向があります。

右を向いた状態から無理やり目標へ振ろうとすると、強烈なカット軌道になりスライスが出ます。足のラインだけでなく、肩のラインが並行かどうか常にチェックしましょう。

正しい診断で選ぶ自分に最適なキックポイント

自分に合うシャフトのキックポイント(調子)を見つけるには、自分がどうやってボールを捕まえたいかを考えるのが一番かなと思います。

B1タイプの場合、基本的には「手元がしっかりしているもの」がベースになりますが、その先は自分の感性で選ぶことになります。

先端挙動の「走り」と「粘り」の使い分け

リストを強く使って自力でフェースを返せる人は、先端が動かない「元調子・粘り系」の方がタイミングを取りやすいです。

逆に、リストワークが少し弱い方や、加齢で回転速度が落ちてきた方は、先端が走ってくれる「先中調子」の力を借りることで、つかまりと初速を補うことができます。

キックポイントの考え方: B1タイプは1軸回転でタイミングが早いため、シャフト全体がグニャリとしなる「中調子」よりも、動く部分と動かない部分がハッキリしている「メリハリのあるシャフト」の方が振りやすく感じることが多いですよ。

先端挙動でFWのミスを減らすギアのセッティング

フェアウェイウッド(FW)が苦手なB1ゴルファーも多いですよね。

B1はスイング軌道が「V字」になりやすく、地面にあるボールを上から叩きすぎてトップしたり、飛距離をロスしたりしがちです。ここでギアの力を借りましょう。

芝から打つクラブに求められる拾い上げ能力

先端のしなり戻りによって地面のボールを拾い上げ、V字軌道でも高弾道を実現する仕組みの図

FWには、ドライバーよりも少しだけ先端が動いてくれるモデルを入れるのがおすすめです。

具体的には、三菱ケミカルの「TENSEI Pro Red 1K」のような先中調子モデル。先端に適度な動きがあることで、V字軌道でもボールを楽に拾い上げ、高弾道を実現してくれます。

ドライバーと同じ流れにするだけでなく、実戦での「拾いやすさ」を優先して選んでみてください。

テンセイやベンタスなど人気モデルの性能比較

最近のシャフト市場で圧倒的な人気を誇るモデルについても、B1タイプとの相性を見ていきましょう。自分のリズムに合うかどうかをスペック表で確認することも大切です。

EI分布から見るB1との親和性

例えば「TENSEI Pro Red 1K」は、手元側に「1Kクロス」という硬い素材を使いつつ、先端を動かす設計になっています。

これは「速い切り返し」と「鋭角な入射角」を持つB1タイプにピッタリの構成です。また、「VENTUS BLACK」は手元も先端も非常に硬く、パワーのあるB1が叩いても左に行かない安心感があります。

(出典:三菱ケミカル公式サイト『TENSEI Pro Red 1K』製品情報

4スタンス理論のゴルフB1タイプとシャフトの総括

B1タイプがパワフルで美しいスイングを手に入れるために、自分の感性を信じて最適なシャフトを見つけようというまとめ画像

ここまで色々と書いてきましたが、結局のところ4スタンス理論のゴルフB1タイプにおけるシャフト選びで最も大切なのは、自分の感性を信じることかなと思います。

どれだけ理論的に「これが合うはずだ」と言われても、実際に振ってみて「なんか違うな」と感じたら、それはあなたの体が拒否している証拠です。

B1タイプは1軸で鋭く回るという、非常にパワフルでかっこいいスイングができるポテンシャルを持っています。

その動きを邪魔せず、むしろ加速させてくれるような相棒(シャフト)を見つけることができれば、ゴルフはもっと楽しく、シンプルになります。

まずは、右膝を固めすぎないリラックスしたスイングで、気になるシャフトを試打することから始めてみてくださいね。自分にぴったりの一本が見つかることを応援しています!

最後にお伝えしたいこと: ゴルフのギア選びやスイング改造は、個人の体格や体力によって結果が大きく異なります。

正確な情報は各メーカーの公式サイトや、信頼できるフィッターさんの診断を仰ぐようにしてください。最終的な判断は、ご自身の体調や感覚に合わせて、無理のない範囲で進めてくださいね。

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