Golf Logic Lab.(ゴルロジ)運営者の「らすと」です。
ゴルフを楽しみながら、もっと遠くに飛ばしたい、もっと安定したショットを打ちたいと考えるのは、性別を問わず全ゴルファー共通の願いですよね。
でも、いざ自分に合ったクラブを探そうとすると、特にゴルフのレディースシャフト選びで悩んでしまう方が多いように感じます。純正のLシャフトだと少し頼りない気がするけれど、メンズモデルは重すぎる。
アイアン用のレディースシャフトはどう使い分ければいいのか。中古で安く良いものを手に入れるコツはあるのか。そんな疑問や不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、皆さんのゴルフライフがより充実するような、シャフト選びのヒントを私なりの視点で詳しくまとめてみました。この記事を読み終える頃には、自分に最適な一本を選ぶ自信がついているはずですよ。

- 自分に最適なシャフトの重量帯やトルクの役割
- スライス改善や弾道の高さを調整するスペックの選び方
- 主要メーカーが展開するレディース向け最新テクノロジー
- 純正からカスタムへ移行する際の失敗しない判断基準
飛距離が変わるゴルフのレディースシャフト選びの基礎

ゴルフにおいて、シャフトは単なる「棒」ではありません。
スイングのエネルギーをボールに伝える重要な役割を担っています。まずは、レディースモデルを選ぶ際に知っておきたい物理的な基礎知識を深掘りしていきましょう。
重さの違いがレディースシャフトの飛距離に与える影響
ゴルフのレディースシャフトにおいて、「重さ」は飛距離と安定性を両立させるための最重要項目と言えます。市場には30g台から50g台まで幅広い重量帯が存在しますが、このわずかな差がスイングの質を劇的に変えてしまいます。

軽量化がもたらすメリットと落とし穴
30g台の超軽量シャフトは、筋力に自信がない方やシニア層にとって強力な武器になります。軽いことでヘッドスピードが上がり、今まで届かなかったキャリーを出せるようになるからです。
しかし、「軽ければ軽いほど良い」というわけではありません。軽すぎるシャフトは、知らず知らずのうちに手先だけで振ってしまう「手打ち」を誘発し、スイングを崩す原因にもなり得ます。
適正重量を見極めるための目安
ある程度スポーツ経験がある方や、しっかり振り抜きたい方は、40g台後半から50g台のシャフトを検討してみてください。
適度な重さがあることで、クラブの重みを感じながら安定した軌道で振れるようになり、結果的にミート率が向上します。自分が「最後まで気持ちよく振り切れる範囲で一番重いもの」を選ぶのが、飛距離アップの王道ですね。
一般的に、30g台は「とにかくヘッドスピードを上げたい人」、40g台は「安定感と飛距離のバランスを取りたい人」、50g台は「アスリート志向の女性」に向いていると言われています。
トルクの数値から見るレディースシャフトの安定性
スペック表にある「トルク」という項目。これはシャフトの「ねじれやすさ」を表す数値です。
レディース用シャフトは、このトルクが大きめに設定されているのが一般的ですが、これには明確な理由があります。
トルクが大きいことによる恩恵
数値が大きい(例:7.0〜10.0度)シャフトは、インパクト時にヘッドがねじれやすく、その復元力でボールを優しくつかまえてくれます。
力が弱く、フェースが開きやすい女性にとって、自動的にフェースをターンさせてくれる大きなトルクは、スライスを防ぐための心強い味方になるんです。
操作性を求めるなら低トルクも選択肢
一方で、スイングが安定してきて「もっと自分の意図通りにボールをコントロールしたい」という中上級者の方は、あえてトルクを絞った(数値が小さい)モデルを選ぶのも面白いです。
シャフトの無駄な動きが減り、叩いても左右に散らばりにくい、芯のあるショットが打てるようになりますよ。

アイアン用のレディースシャフトを選ぶ際のポイント
ドライバーのシャフト選びに比べると、アイアンのシャフト選びは後回しにされがちですが、スコアメイクを左右するのはむしろアイアンです。最近のアイアン用のレディースシャフトは、素材の進化によって選択肢が非常に豊富になっています。
カーボンの優しさとスチールの安定感
主流はカーボンシャフトですが、以前のような「軽くてペナペナ」なものばかりではありません。高弾性素材を贅沢に使ったカーボンは、軽量ながらもしっかりとした打感を提供してくれます。
また、方向性を究極まで高めたいという方には、60g台の超軽量スチールシャフトという選択肢も定着してきました。これはカーボンでは軽すぎて弾道が安定しないという女性にとって、救世主のような存在になっています。
| シャフトタイプ | 主な重量帯 | ターゲット | メリット |
|---|---|---|---|
| 軽量カーボン | 30〜40g台 | 初心者・非力な方 | 球が上がりやすく疲れにくい |
| 重量級カーボン | 50〜60g台 | 中級者・スポーツ経験者 | 飛距離と方向性のバランスが良い |
| 超軽量スチール | 60g〜70g台 | 上級者・叩きたい人 | 縦の距離感と左右のズレが安定 |

中古のレディースシャフトを安く探すためのコツ
自分に合うシャフトがわかってきても、新品で買い換えるのはなかなかコストがかかるもの。
そこで活用したいのが中古市場です。特にゴルフのレディースシャフトは、意外と程度の良いものが安く流通していることが多いんですよ。
スリーブ互換性と長さのチェックを忘れずに
中古で探す際に絶対に見落としてはいけないのが「スリーブ」です。ドライバーの場合、ヘッドとシャフトを繋ぐスリーブが自分の持っているメーカーのものと一致している必要があります。
また、中古シャフトは「カット(短くされている)」されている場合もあるので、購入前に全長が自分に合っているかを確認しましょう。大手中古ショップなら、その場でスリーブ交換の相談に乗ってくれるところもあります。

「抜き取りシャフト」というお宝
カスタムシャフトが装着されていたクラブから、シャフトだけを抜いて販売されている「抜き取り品」は、高性能なモデルを格安で手に入れるチャンスです。
オークションやフリマアプリを利用する際は、信頼できる出品者かどうか、チップ径(先端の太さ)が合っているかをしっかり確認してくださいね。
初心者が迷うレディースシャフトの選び方とコツ
「まだ始めたばかりで、何がいいのかさっぱり……」という初心者の皆さんに、私からおすすめしたい選び方のコツは、まず基準となる一本を決めることです。
まずは標準的な「L」フレックスから
多くのレディースセットに採用されている「L(レディース)」フレックスは、まずはここからスタートして間違いありません。まずはこのシャフトでしっかりボールを上げる感覚を身につけましょう。
もし、数ヶ月練習して「なんだか物足りないな」「振ると大きく左へ曲がってしまう」と感じるようになったら、それがステップアップの合図です。
初心者向けスペック選定のヒント
- 無理に背伸びせず、まずは「振りやすさ」を最優先する
- ショップの試打室で、色々なメーカーの純正シャフトを振ってみる
- デザインが気に入ったものを選ぶのも、練習のモチベーション維持には大事!
性能で選ぶゴルフのレディースシャフトおすすめ製品
ここからは、多くのゴルファーに愛されている具体的な製品をご紹介します。
各メーカーが最先端の技術を注ぎ込んだシャフトは、あなたのゴルフを別次元へ引き上げてくれるかもしれません。
フジクラの軽量レディースシャフトが生む驚きの加速
シャフトメーカーの雄、フジクラが誇る軽量シャフトの代名詞といえば「Air Speeder(エアスピーダー)」です。このモデルは、ただ単に軽いだけではありません。
最新の材料を複雑に組み合わせることで、「しなやかにしなり、鋭く戻る」という理想的な挙動を実現しています。
「世界最軽量」への挑戦とその性能
エアスピーダーは、フジクラが長年培ってきた「軽量化技術」の結晶です。スイング中にシャフトが勝手に加速してくれるような感覚を味わえます。
特にフィッティング現場では、このシャフトに変えるだけでヘッドスピードが1〜2m/s上がるケースも珍しくありません。非力な女性でも、空気を切り裂くような鋭いスイングを可能にしてくれます(出典:藤倉コンポジット株式会社『Air Speeder』製品情報)。
三菱のピンクでかわいいレディースシャフトのデザイン
性能は妥協したくないけれど、見た目の可愛さも譲れない。
そんな女性たちの声に応えて生まれたのが、三菱ケミカルの「ELDIO(エルディオ)」です。このシャフト、実は開発チームに多くの女性が関わっているんです。
女性目線の「感性工学」に基づいた設計
ELDIOは、女性ゴルファーの打点分布やスイングの傾向を徹底的に分析して作られています。特に、アイアンで球が上がらない、グリーンで止まらないといった悩みを解消するために、先端の挙動が最適化されています。
カラーバリエーションも豊富で、自分のバッグに入っているだけでテンションが上がるような美しい仕上がりが魅力ですね。

フィッティングで最適なレディースシャフトを見極める
ネットの口コミやスペック表を眺めているだけでは、本当の正解は見つかりません。
自分にとっての「最高の一本」を確実に手に入れるなら、やはりプロによるフィッティングが一番の近道です。
計測数値が語るあなたの本当の姿
最新の計測器(トラックマンやGCクワッドなど)を使うと、自分のヘッドスピード、ボールの初速、スピン量、打ち出し角などが全て数値化されます。
例えば、「スライスが多いのはシャフトが柔らかすぎて戻ってきていないから」といった具体的な原因が判明します。
自分では「力が弱い」と思い込んでいても、数値を見ると実はハードなスペックが合っていた、なんて驚きの発見もよくあることなんですよ。

フィッティングに行く前の準備
自分のいつものスイングで計測することが重要です。また、現在使っているクラブを持っていくことで、何が改善されるのかをプロと比較検討しやすくなります。
人気のレディースシャフトおすすめメーカーの特徴
現在、レディースシャフト市場をリードしている主要メーカーの傾向を整理してみました。各社それぞれに設計思想があり、得意とする領域が異なります。
| ブランド名 | 主なシリーズ | おすすめのタイプ | 特徴的な技術 |
|---|---|---|---|
| フジクラ | SPEEDER NX / Air Speeder | 飛距離を追求したい人 | VTC(トルク制御技術)による安定感と加速 |
| 三菱ケミカル | ELDIO / TENSEI | デザインと性能を両立したい人 | 感性工学に基づいた振り心地の良さ |
| USTマミヤ | Magical ATTAS / The ATTAS | タイミングの取りやすさ重視 | 高弾性炭素繊維「T1100G」による強度維持 |
| グラファイトデザイン | Tour AD Lia | アスリート志向の本格派 | プロユースで培われた剛性バランス |
柔らかいLやAなどレディースシャフトの硬さの選び方
シャフトの硬さを表す「フレックス」。女性用では主に「L(レディース)」と「A(アベレージ)」が使われますが、この違いを正しく理解しておくことが重要です。
LとAの境界線はどこにある?
Lフレックスは非常に柔らかく、スイングテンポがゆったりした方に適しています。一方、Aフレックスは少し張りがあり、しっかり振ってもシャフトが暴れにくいのが特徴です。
最近はLだと球が散らばりすぎるという理由で、Aや、さらにその上のR(メンズの軽量モデル)を選ぶ女性も増えています。
「メーカー共通の基準」はない!
実は、フレックスの基準はメーカーごとに異なります。AメーカーのLが、BメーカーのAと同じくらい硬いという逆転現象もよく起こります。
ですから、「私はLだから」と決めつけず、複数のフレックスを試打してみる柔軟性が、失敗しないシャフト選びのコツと言えるでしょう。
最適なゴルフのレディースシャフトでスコアを伸ばす
色々と解説してきましたが、最終的に大切なのは「このクラブなら気持ちよく振れる!」という自信を持ってティーグラウンドに立てることです。
自分に合ったゴルフのレディースシャフトを見つけることは、ゴルフの楽しさを何倍にも広げてくれます。
ミスショットを道具のせいにせず(笑)、道具があなたの味方をしてくれる状態を作る。そんな素晴らしい出会いのお手伝いが、この記事を通じてできれば嬉しいです。
自分にぴったりのシャフトで、次のラウンドは最高の一打を放ってくださいね!応援しています!
※記事内で紹介したスペックや数値は、あくまで一般的な目安です。実際の製品選びに際しては、必ず専門のショップでの試打やフィッティングを行い、自身のスイングとの相性を確認してください。
また、中古品をご検討の際は商品の状態を十分にご確認いただくようお願いします。

