Golf Logic Lab.(ゴルロジ)運営者の「らすと」です。
最近、新しいドライバーを手に入れたり、リシャフトを検討したりしていると、ふと気になるのが「シャフトのロゴの向き」ではないでしょうか。
実は、今のゴルフクラブのトレンドは、ロゴを地面側に向けるゴルフのシャフトの裏挿しが主流なんですよ。
私自身も最初は「ロゴが見えていた方がカッコいいんじゃない?」と思っていたのですが、調べていくうちにプロや上級者がこぞって裏向きにする深い理由が見えてきました。
この記事では、そもそも表挿しと何が違うのかという基本から、工房に頼んだ時の費用感、さらには性能に直結するスパイン調整の話まで、私が調べた情報を誠実にお伝えします。
これを読めば、見た目も性能も納得できる一本に仕上げるヒントが見つかるかなと思います。
- ゴルフのシャフトを裏挿しにするメリットと現代のトレンド背景
- 可変スリーブ(カチャカチャ)とロゴの向きの関係性
- ショップや工房に依頼した際のリシャフト工賃の相場
- 性能を追求するなら知っておきたいスパイン調整と見た目の両立
ゴルフのシャフトを裏挿しにする基本とメリット
まずは、「裏挿しってそもそも何?」という基本的な部分と、なぜ多くのゴルファーがロゴを隠したがるのかについてお話しします。見た目のこだわりは、意外とスコアにも影響してくるかもしれませんよ。
ゴルフのシャフトを裏挿しにする意味と効果

ゴルフで言う「裏挿し」とは、シャフトに印刷されているブランド名やモデルロゴを、アドレスした時に自分の視界に入らない「地面側(6時方向)」に配置して組み立てることを言います。
これに対して、ロゴを正面(12時方向)に向けるのを「表挿し」と呼びます。
視覚的なノイズを排除する
裏挿しの最大の効果は、構えた時の安心感ですね。特に最近のシャフトはデザインが派手なものも多いので、大きな文字やラインが視界に入ると、どうしてもそっちに意識が向いてしまうことがあります。
ロゴを裏に向けるだけで、シャフトが一本のシンプルな棒に見えるようになり、フェースの向きやターゲットへの集中力が格段にアップするかなと思います。

プロのような「こなれ感」が出る
ツアープロのクラブを見ると、そのほとんどが裏挿しになっています。
これは彼らが極限の集中力を求めているからですが、アマチュアの私たちが真似をしても「道具にこだわっているな」という雰囲気が出て、モチベーションアップに繋がるという隠れたメリットもありますね。
裏挿しのメリットまとめ:
- 構えた時に余計な情報が入らず集中できる
- シャフトのデザインに惑わされずスイングできる
- プロのセッティングに近い本格的な見た目になる
可変スリーブ搭載モデルで裏挿しが標準な理由
最近のドライバーのほとんどには、ロフト角やライ角を調整できる「可変スリーブ」が付いていますよね。いわゆるカチャカチャ機能です。この機能の普及が、裏挿しを一般化させた大きな要因だと言われています。
調整によるロゴの回転問題
可変スリーブは、シャフトの先端にあるスリーブを回転させてヘッドに装着する仕組みです。
もし、標準の位置でロゴを「表(12時方向)」にしていた場合、ロフトを1度変えるためにスリーブを回すと、ロゴが「1時」や「2時」といった中途半端に斜めの位置に来てしまうんです。
これが意外と気持ち悪くて、アドレスで違和感を感じる原因になります。最初から「裏(6時方向)」にしておけば、多少回転してもロゴが裏側で動くだけなので、視覚的な影響を最小限に抑えられるというわけです。

集中力を高める裏挿しの視覚的なメリット
ゴルフは「静」から「動」へ移るスポーツなので、アドレスの瞬間にどれだけフラットな状態でいられるかが重要です。視覚的にシンプルな状態を作ることは、メンタルを安定させるためのテクニックの一つと言えるかもしれません。
セットアップの再現性向上
シャフトのロゴが視界から消えると、視覚がフェースのトップラインやボールのコンタクトポイントに集中しやすくなります。余計な模様がないことで、毎回同じように構えやすくなる効果も期待できますね。
これは、フィギュアを綺麗に飾る時にライティングや背景をシンプルにする感覚に近いかもしれません。
例えば、アクリルスタンドの飾り方を工夫して、主役を際立たせるのと同じように、ゴルフでも「主役であるスイング」を邪魔しない環境作りが大切なのかなと思います。
裏挿しにするデメリットと注意すべきポイント
いいこと尽くめに見える裏挿しですが、いくつか知っておくべき注意点もあります。特に自分で行う場合や中古品を買う場合は気をつけたいポイントですね。
アライメント機能の消失
人によっては、シャフトのロゴをガイドライン(目安)にして、フェースがスクエアになっているかを確認している場合があります。
そういった「ロゴを便利に使っている」人が急に裏挿しにすると、逆に構えにくくなる可能性があるかなと思います。
また、一度接着してしまった固定式ヘッドの場合、向きを変えるにはシャフトを抜く作業(リシャフト)が必要になり、後から「やっぱり表がいい」と思ってもすぐには戻せないのが難点です。
検討時の注意点:
- ロゴを目印にしている人は慣れが必要
- 固定式ヘッドはやり直しに数千円の工賃がかかる
- 後述する「スパイン」の位置とズレる可能性がある
タイトリストなどメーカー標準の向きを確認
現在、大手メーカーのカスタムクラブでは「裏挿し」がデフォルト(標準)設定になっていることが多いです。例えば、タイトリスト(Titleist)の公式ガイドを見ると、非常に興味深い規定があります。
メーカー独自のルール
多くのメーカーでは「シャフトロゴは裏(Logo Down)、グリップのロゴは表(Logo Up)」という組み合わせを推奨しています。
これは、シャフトは調整で回るから隠し、グリップは正しく握るための目安としてロゴを見せる、という合理的な考え方に基づいています。 (出典:タイトリスト公式『カスタムクラブ注文ガイド』)
もし自分が「シャフトのロゴは見えていてほしい!」というこだわりがあるなら、注文時にしっかり指定しないと、今の時代は勝手に裏向きで届いてしまうこともあるので注意してくださいね。
裏挿しとスパイン調整の決定的な違い
ここで専門的なお話になりますが、見た目だけの「裏挿し」と、性能を追求する「スパイン調整」を混同しないようにしましょう。ここを理解しておかないと、工房に頼んだ後に「あれ?」となってしまうかもしれません。
スパイン(シャフトの背骨)とは?

カーボンシャフトはシートを巻いて作られているため、どうしても「硬い部分(スパイン)」と「柔らかい部分」が生まれます。
これを最適な向きに合わせて装着すると、ヘッドの挙動が安定すると言われています。これを「スパイン調整(ピュアリング)」と呼びます。
見た目か、性能か
重要なのは、シャフトのスパイン位置とロゴの印刷位置は関係ないという点です。性能を最優先してスパインを適切な方向に向けると、結果としてロゴが「4時」や「10時」といった中途半端な向きに来てしまうことがよくあります。
「見た目を綺麗に裏にしたい」のか「ロゴがズレても性能を優先したい」のか、ここを明確にしておくのが失敗しないコツですね。

ゴルフのシャフトを裏挿しにする工賃や依頼方法
「よし、裏挿しにしてみよう!」と思ったときに気になる、実際の費用や工房での頼み方についてまとめました。後悔しないためのポイントをチェックしていきましょう。
ショップに依頼する際のリシャフト工賃の相場
今あるシャフトを一度抜いて、向きを変えて差し直す、あるいは新しいシャフトを裏向きで装着する場合の費用感を見ていきましょう。
一般的な工賃の目安
多くのゴルフショップや工房では、シャフトの抜き差し(リシャフト)工賃として、1本あたり2,000円〜3,000円程度が設定されていることが多いかなと思います。
これに加えて、新しいソケット代やグリップ代が必要になる場合もありますね。向きを変えるだけの作業であっても、一度抜いて接着し直すという手間は変わらないので、それなりの費用がかかることは覚悟しておきましょう。
あくまで一般的な相場ですが、有名な大手量販店よりも、地元の信頼できるプロショップ(工房)の方が、細かい向きの指定やこだわりを聞いてくれる傾向があるかもしれません。
グリップ交換時のバックライン有無と向きの関係
シャフトの向きを裏挿しにするなら、セットで考えたいのが「グリップ」の向きです。ここで重要になるのがバックラインの有無ですね。
バックラインありの場合
グリップの裏側に「山」があるタイプです。これは必ず手のひらにフィットするように真裏(6時方向)に挿さなければなりません。
シャフトを裏挿しにした際、グリップのロゴを表にするか裏にするかで、見た目の印象がガラッと変わります。
360グリップ(バックラインなし)の利点
最近人気なのが、どこから握っても同じ形状の「360グリップ」です。これなら可変スリーブでシャフトを回しても違和感がないので、裏挿しシャフトには最強のパートナーと言えますね。
見た目も真っ黒でロゴがないものが多いので、究極にシンプルな視界を作りたい人にはおすすめです。

持ち込みシャフトの作業料金と免責事項
ネットオークションやフリマアプリで購入したシャフトを持ち込む場合は、少し注意が必要です。お店としては、自社で買ってもらっていない分、リスクと手間だけを引き受けることになるからです。
持ち込み料金の発生
多くの店舗では、持ち込み品に対して「持ち込み手数料」として工賃を1.5倍〜2倍に設定していることがあります。例えば、通常2,000円の工賃が4,000円になるといったケースですね。
また、中古シャフトは抜く際の熱で破損する可能性があるため、作業前の免責事項へのサインを求められることも一般的です。
トラブルを避けるためにも、事前に電話で「持ち込みですが、いくらでやってもらえますか?」と確認するのが誠実なやり取りかなと思います。

| 作業内容 | 相場価格(目安) | 特記事項 |
|---|---|---|
| シャフト差し替え(向き指定込) | 2,000円〜3,500円 | ソケット代別の場合あり |
| シャフト抜き(再利用時) | 1,000円〜2,000円 | 熱による破損リスク免責 |
| スパイン調整オプション | +3,000円〜5,000円 | ロゴ向きがズレる可能性大 |
振動数への影響とスパイン調整の費用と効果
「せっかくお金を払って工房に出すなら、性能も追求したい」と考えるのは自然なことですよね。その場合、単なる裏挿しではなく、振動数やスパインを測定してもらうのがおすすめです。
プロの計測器で何がわかる?
工房にはシャフトを振動させて硬さを測る計測器があります。シャフトの向きを数ミリ変えるだけで、振動数がわずかに変わったり、しなり戻りの方向が安定したりすることがあるんです。
裏挿しにする際、ただロゴを6時に合わせるのではなく、「このシャフトが一番安定する向き」を探してもらうのがスパイン調整の本質です。
費用と納得感のバランス
スパイン調整は高度な技術が必要なので、通常の工賃に数千円上乗せされるのが一般的です。
もしロゴがズレて「4時」の方向を向いても、「これが物理的に一番飛ぶ向きなんだ」という納得感があれば、それが一番の武器になるはずです。こだわり派のあなたは、ぜひ一度クラフトマンに相談してみてくださいね。
ゴルフのシャフトを裏挿しする際の重要点まとめ

ここまで、ゴルフのシャフトを裏挿しにすることの意味や、それに関わる費用・注意点について詳しく解説してきました。たかがロゴの向き、されどロゴの向き。
アドレス時の視界をクリアにすることは、スコアを競うゴルフにおいて非常に価値のある「道具の仕上げ」だと言えるかなと思います。
最後に、失敗しないためのチェックリストを振り返っておきましょう。
- 構えた時の「視覚的シンプルさ」を求めるなら裏挿しが正解
- カチャカチャ付きのクラブなら、裏挿しの方が調整しやすい
- 性能最優先なら、ロゴの向きがズレる可能性のある「スパイン調整」を検討する
- 工賃は数千円かかるので、グリップ交換のタイミングなどに合わせるとお得
自分のこだわりが詰まったクラブは、練習場でもコースでも自信を与えてくれます。見た目をスッキリさせて、気持ちよくティーショットを打てるようになるといいですね。
最終的な工賃の確認や作業依頼は、必ずお近くのゴルフショップや工房、各メーカーの公式サイトで最新情報をチェックした上で行うようにしてください。この記事が、あなたの素敵なゴルフライフの参考になれば嬉しいです!
